
手持ちの現金がない場合やどうしても購入したいものがある時に、解決する手段の1つとして利用されるのがカードローンです。
セブン銀行カードローンは、24時間365日借り入れや返済ができ、キャッシュカードが届く前に借り入れができます。
この記事で分かること
- 借入、返済はセブンイレブンにあるセブン銀行ATMで利用できる
- 借り入れまでの手続きに提出書類が不要
- 利用する際はセブン銀行の口座が必須
- 新規で借入される方は10万円から借り入れできる
- 24時間365日利用できるカードローン
ここでは、セブンイレブンのATMで気軽に借り入れできるセブン銀行カードローンについて解説します。
セブン銀行カードローンとは|セブン銀行ATMで借り入れできる
セブン銀行カードローンとは「セブン&アイ・ホールディングス」が展開する、セブン銀行のカードローンです。
全国にあるセブンイレブンのセブン銀行ATMで、24時間365日借入、返済が可能です。
セブン銀行カードローンは、2010年1月に個人向けローンサービスとして開始され、設立以来個人向けローンサービスに特化しています。
銀カードローンとは
金融会社や銀行、消費者金融が提供している個人向け融資サービスです。
セブン銀行とは|コンビニ業界最大のATM台数を誇る金融機関
セブン銀行は大手流通企業グループ「セブン&アイ・ホールディングス」傘下の日本の銀行であり、コンビニATM事業の大手といわれています。
大手コンビニ3社のATM台数は以下の通りです。
銀行名 | ATM設置台数 |
---|---|
セブン銀行 | 26,000台以上 |
ローソン銀行 | 13,490台 |
イーネット | 12,711台(ファミリーマート設置11,292台) |
セブン銀行は、2001年4月に設立されました。セブンイレブンでお買いものついでにお金をおろしたい、仕事帰りにお金をおろしたいというお客様の要望に応えるべくつくられました。
参照元:セブン銀行
セブン銀行カードローンの特徴|少額借入が可能
セブン銀行カードローンの特徴は、他社と比べて借り入れ額が少額に設定されている、キャッシュカードと一体化されたカードであることです。

少額借入が可能
セブン銀行カードローンは、他銀行と比べて借り入れ額が少額に設定されています。

大手銀行カードローン3社と比較してみましょう。
銀行カードローン | 利用限度額 |
---|---|
セブン銀行カードローン | 300万円 |
三井住友銀行カードローン | 800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 500万円 |
みずほ銀行カードローン | 800万円 |
参照元:セブン銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行
利用限度額が500万円〜800万円の銀行が多い中、セブン銀行カードローンでは、利用限度額は300万円です。
キャッシュカードと一体化
セブン銀行カードローンは、銀行口座のキャッシュカードと一体化されたカードローンです。
そのため、わざわざカードローン用カードを別に所持する必要がないメリットがあります。
デビット付きのキャッシュカードもあるため、使いすぎ防止にも最適です。
セブン銀行カードローンを利用するメリット|365日24時間借入可能
セブン銀行カードローンを利用するメリットは、3つです。
- 365日24時間借入可能
- 借りすぎる心配がない
- カードが手元になくても借入可能
セブンイレブンATMで365日24時間借入可能
セブン銀行カードローンは、セブンイレブンにあるATM(セブン銀行ATM)を利用して借り入れを行います。
セブン銀行ATMは、全国に26000台以上設置されています。
参照元:セブン銀行ATM
必要な時に必要な分だけコンビニエンスストアで借り入れできるため、手軽に利用可能です。
借りすぎる心配がない
セブン銀行カードローンでは、限度額300万円と設定されています。
他社銀行と比較しても、限度額の上限が少額なため、借りすぎる心配がありません。

必要な額のみ借り入れが可能なため、返済プランが立てやすく、返済できないなどの事態は防げるでしょう。
カードが手元になくても借入可能
セブン銀行カードローンは、カードが手元に届く前でもATMで借り入れができるカードレスを採用しています。
審査が終われば、カードがなくてもスマートフォンで借入可能です。
その際は、Myセブン銀行(アプリ)での手続きが必要となります。
参照元:ダイレクトバンキングサービス
スマートフォンでの借り入れ方法は以下の通りです。
- アプリホーム画面から「ローンサービス」を選択
- 「ATMで借入」を選択
- セブン銀行ATMで表示されたQRコードをアプリで読取る
- アプリに表示された企業番号を入力
- 案内にそって手続きを進めて完了
参照元:スマホATM
セブン銀行カードローンを利用するデメリット|金利が他の銀行より高い

セブン銀行カードローンを利用するデメリットは、以下2つです。
- 金利が他の銀行より高い
- セブン銀行ATMでしか借り入れできない
金利が他の銀行より高い
セブン銀行カードローンの金利は「年12.0%〜15.0%」、他の銀行カードローンより高く設定されています。
大手銀行4社と比較してみましょう。
銀行カードローン | 金利 |
---|---|
セブン銀行カードローン | 年12.0〜15.0% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5〜14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | 年1.8〜14.6% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0〜14.0%(住宅ローン利用で金利を年0.5%引下げ) |
りそな銀行カードローン | 年3.5〜13.0% |
参照元: セブン銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行
上記表からも分かるようにセブン銀行カードローンは、他社銀行よりも金利が高いといえるでしょう。
どのくらい利息が違うのか、各銀行の利用限度額で比較してみます(7日間、借り入れした場合で計算します)。
銀行名 | 利用限度額 | 金利 | 利息 |
---|---|---|---|
セブン銀行カードローン | 300万円 | 年12.0% | 6,904円 |
三井住友銀行カードローン | 800万円 | 年1.5% | 2,301円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 500万円 | 年1.8% | 1,726円 |
みずほ銀行カードローン | 800万円 | 年2.0% | 3,068円 |
りそな銀行カードローン | 800万円 | 年3.5% | 5,369円 |
このようにセブン銀行カードローンは、利用限度額が一番少ないのにもかかわらず、利息が一番高いことが分かります。
金利が違えば、同じ金額を借り入れたとしても利息の額は異なります。

借り入れを申し込む方は、返済額に利息が含まれることを理解した上で、条件に合う銀行を選びましょう。
セブン銀行ATMでしか借り入れできない
セブン銀行カードローンでは、借り入れをATMでするのであれば、セブン銀行ATMでしかできません。
提携しているATMがないため、どこでも利用できるわけではないのです。
場所を選ばす、ATMで借り入れをしたい方にとっては、大きなデメリットと言えるでしょう。
しかしセブンイレブンが近くにある方ならば、問題なく借り入れできるため、事前に店舗があるか確認が必要です。
借り入れまでの流れ|書類の手続きは不要

セブン銀行カードローンでは、条件を満たせば借り入れまでの手続きに書類は不要です。
借入の申し込み方法は2種類です。
- アプリからの申し込み
- 郵送での申し込み
運転免許証やマイナンバーカードを持っている方はアプリから、持っていない方は郵送で申し込みをしましょう。
それぞれの申し込み方法を解説します。
アプリから申し込みの方(運転免許証またはマイナンバーカードを持っている方)
アプリから申し込みする手順は以下となります。
- Myセブン銀行(スマートフォンアプリ)から申し込み
- 口座開設申し込み画面にて、個人情報を入力
- 本人確認書類、顔画像を撮影
- 口座開設完了
- Myセブン銀行からローン申し込み
- 支店番号、口座番号、キャッシュカード暗証番号を入力
- 審査結果をメールにてご連絡
- 即日口座開設した方はカード到着前に借入可能
郵送から申し込みの方(運転免許証またはマイナンバーカードを持っていない方)
郵送から申込みする手順は以下となります。
- メールアドレスを登録
- 届いたメールに個人情報を入力
- 登録された住所に申し込み書が郵送される
- 返信封筒に住民票の写し(原本)、健康保険証のコピーと記入した申込書をいれ返送
- 簡易書留郵便でカード到着
- ダイレクトバンキングサービスで開始登録をする
- カードローン新規申込ボタンクリック後本人確認書類をアップロード
- 審査結果をメールでご連絡
- 借入開始

アプリから申し込みをすれば、カードの到着を待つことなく借り入れが行えます。
借り入れまでにかかる時間は最短2日|即日融資はできない

セブンカード銀行カードローンでは、借り入れまでにかかる時間は、最短2日で即日融資には対応していません。通常は2〜4日ほどを目安としています。
即日融資に対応していない理由としては、銀行カードローンの借り入れ時に、警視庁データベースへ照会することが必須だからです。
警視庁のデータベースへの照会に最短1営業日かかります。この作業が必要になった背景に、貸し過ぎ問題が発生したことがあげられます。
この問題を解決すべく、警視庁データベースへの照会が義務づけられたのです。
参照元:銀行カードローンは即日融資不可!最短で借入するための対処法
- Myセブン銀行(アプリ)から申し込みをした方
- セブン銀行の口座を持っている方
セブン銀行の口座は、平日9時〜19時までにお申し込みをすれば、最短10分で完了します。
土日、祝日や平日9時〜19時以外の申し込みの場所は時間がかかります。
借入審査は24時間365日受付可能
セブン銀行カードローンでは、借入審査は原則24時間365日受付しています。
土日、祝日は、審査を24時間365日受付していない銀行カードローンもあるため、借り入れをスピーディーにしたい方に最適なカードローンです。
来店不要でWeb完結
セブン銀行カードローンは、店舗に来店することなくWebで申し込みが完結します。

Web完結とは、申し込みから契約までをWeb上で行うことです。
Web完結のメリット
- 来店不要なため借り入れまでがスピーディー
- 必要書類が自宅に配送されないため家族に借り入れしていることがばれない
- 24時間365日受け付けしてくれる
Web完結には、このようなメリットがあります。
しかし一部の銀行では、店舗に来店不要なことを、Web完結と表現します。
そのため、自宅に必要書類が届き、カードレスではない銀行の場合は、カードが配送されることがあります。
また、多くの銀行カードローンは、カードがなければ借り入れできません。
セブン銀行カードローンはすべてWebで完結
セブン銀行カードローンでWeb完結するメリットは以下の通りです。
- カードなしでスマートフォンから借り入れできる
- アプリからの申込みならば書類が自宅に届くことはない
- 在籍確認されない(場合によってはあり)
多くの銀行カードローンの中でも、すべてWebで完結するカードローンの1つといえるでしょう。
申し込みできる条件とは|セブン銀行の口座を持っていることが必須
セブン銀行カードローンの申込条件を見ていきましょう。
- セブン銀行の口座を持っている
- 満20歳以上満70歳以下
- 保証会社の審査をクリアする
- 外国籍の人は永住者であること
上記の条件を満たさなければなりません。
セブン銀行の口座を持っている

セブン銀行の口座は、借り入れの際に必要です。
セブン銀行の口座を持っていない方は、最短10分で口座が開設でき、カードローンと同時申込みも可能です。
セブン銀行の口座をすでに開設済みの方も、利用開始登録が必要です。
利用開始登録をすることで、「ダイレクトバンキングサービス」を利用できます。
セブン銀行カードローンでの借り入れは、ダイレクトバンキングサービスかセブン銀行ATMからのみ可能です。
セブン銀行ATMからは、現金での借入方法です。

ダイレクトバンキングからは、普通預金への振替えで借り入れできます。
「ダイレクトバンキングサービス」とは、パソコンやスマートフォンから残高照会やお取引き、各種手続きなどを利用、確認できるサービスです。
サービス | お取引き・お手続き |
---|---|
カードローン | ・お申込み ・お借入 ・ご返済 ・ご契約内容照会 ・残高照会 など |
お振込み | ・振込 ・自動振込 など |
定期預金 | ・作成 ・預入明細照会 ・解約 など |
照会 | ・残高照会 ・入出金明細照会 など |
海外送金サービス | ・お申込み ・送金 ・送金明細照会 など |
各種手続き | ・仮暗証番号 ・キャッシュカード暗証番号の変更 ・お客様情報の変更(住所・電話番号など) ・口座開設 ・ご利用開始登録 など |
申込年齢が満20歳以上満70歳以下であること
セブン銀行カードローンに申込みをするには、満20歳以上満70歳以下でなければなりません。
年齢条件以外に、他の銀行カードローンにある借入条件として、一定の収入があること、無職でないことなどの記載はありません。
専業主婦やパートタイマー不可の記載もないため、年齢を満たしていれば借入可能です。
そのため18歳で仕事について収入がある場合でも、満20歳を満たさなければ、借り入れはできないのです。
また、20歳以上であっても、学生の方は申込みできません。
参照元:よくあるご質問
保証会社(アコム株式会社)の審査を通過しなければならない

セブン銀行カードローンの保証会社は、アコム株式会社です。
セブン銀行カードローンは、アコム株式会社に業務を委託しています。
なぜなら、銀行系のカードローンは、保証会社に委託することが一般的だからです。
保証会社には2つの役割があります。
代位弁済とは、借り入れを受けた方に返済能力がなくなった時、保証会社が一括でカードローン会社に支払いをすることです。
代位弁済を保証会社がおこなったとしても、借り入れた方には返済の義務があり、保証会社に支払わなければなりません。
保証会社に支払う際は一括返済のみで、銀行カードローンの返済にある分割払いはありません。
参照元:プロミス

一括で返済できない場合は、財産の差し押さえや信用情報に事故歴として登録される可能性があるため、返済できる金額のみ借り入れするようにしましょう。
審査では、申込みしてきた方に返済能力があるかどうかを見極めるのです。
セブン銀行カードローンでの借入は、アコム株式会社が定める基準を満たした方のみ可能となります。
外国籍の方は永住者であること
セブン銀行カードローンに申込みをする場合は、外国籍の方は永住者であることが必須です。
永住者とは、日本を生活基盤として生涯を過ごす方のことです。
永住者として法務大臣に認定されれば、在留期限は無期限となり、更新する必要もありません。
永住者になる条件として、日本に10年以上住み続けていることが必須となります。
参照元:永住者及び定住者について
借り入れできる限度額は|新規の借り入れは最低限度額から
セブン銀行カードローンでは、最低10万円から借り入れできます。
新規お申し込みの方が借り入れできる利用限度額の上限は、50万円となります。
利用限度額を上げるためには、定められた手続きが必要です。
新規申し込み以外で利用限度額が10万円もしくは30万円の方は、50万円に増額できます。
50万円に増額する条件として、新規契約から2ヶ月以上経過している必要があります。

利用限度額がすでに50万円の方は、100万円〜300万円への増額のお申し込みが可能です。
100万円〜300万円に増額する条件として、初回の借り入れから約6ヶ月以上経過していなければなりません。
100万円〜300万円への増額希望の方は、直近の年収確認書類のアップロードが必須となります。
年収確認書類は50万円までの借り入れであれば必要ありませんが、100万円以上の借り入れから必要となる書類です。
参照元:セブン銀行 年収確認書類について

年収確認書類とは、以下のようなものです。
- 源泉徴収票
- 市区町村が発行する所得証明書
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
給与所得者の方は、源泉徴収票や市区町村が発行する所得証明書、住民税決定通知書の3点のうち1つをアップロードします。
確定申告をしている自営業の方は、市区町村が発行する所得証明書か確定申告書のどちらかをアップロードすれば完了です。
年収確認書が必要な理由は、「貸金業法」が適用されるためです。
「賃金業法」とは、消費者金融や貸金業者の借り入れについて定めている法律のことです。
近年、返済しきれないほど多くの負債を抱える方が多くなったため、平成18年に解決策としてこの法律がつくられました。
賃金業法のポイントとして、総量規制があります。
総量規制とは
- 借入残高が、年収の3分の1をこえる場合は新しい借り入れができない
- 借り入れの際は、基本的に年収証明書を必要とする
この法律は、消費者金融などに適用されるもので、銀行カードローンは適用対象ではありません。
セブン銀行カードローンでも、年収証明は基本的に不要なため、賃金業法は適応されていないことが分かります。
参照元:貸金業法のキホン:金融庁
年収証明書を確認する基準は、各銀行カードローンで異なります。
銀行名 | 年収証明書の提出が必要な時 |
---|---|
セブン銀行カードローン | 借入額50万円以上から |
三菱UFJ銀行カードローン | 借入額50万円以上から |
みずほ銀行カードローン | 借入額50万円以上から |
auじぶん銀行カードローン | 借入額60万円以上から |
参照元: セブン銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、au自分銀行
カードローン「申込(増額)」の手順は以下の通りです。
- ダイレクトバンキングサービスにログオン
- トップメニューのカードローン「申込(増額)」を選択
- 指示に従って手続きを進めて完了
ローンの利息をシミュレーション|利用限度額で変動

セブン銀行カードローンの利息は、利用できる限度額で変動します。
例えば、それぞれの金額を7日間借り入れたとしましょう。
利用限度額 | 発生する利息 |
---|---|
10万円(金利15.00%) | 287円 |
30万円、50万円(金利15.00%) | 863円、1,438円 |
70万円、100万円(金利14.00%) | 1,879円、2,684円 |
150万円(金利13.00%) | 3,739円 |
200万円(金利13.00%) | 4,986円 |
250万円(金利12.00%) | 5,753円 |
300万円(金利12.00%) | 6,904円 |
それぞれの利用限度額にかかる金利は上記のようになります。
利息は、日割計算の元加方式です。

日割計算とは、借り入れ当日から返済の前日までの日数にかかる利息を日割りで計算します(1年間を365日として計算)。
借入残高×借入利率×経過日数/365日=発生する利息
*借入残高の単位は、100円未満は切り捨て
*利息は1円以下は切り捨て
60,000円を4月1日に借り入れし、4月8日に返済した場合
借入額 | 金利 | 借り入れ日数 | 発生する利息 |
---|---|---|---|
60,000円 | 年15.00% | 7日 | 172円 |
返済額は60,000円(借入額)+172円(利息)=60172円です。
元加方式は、借入残高に利息を組み込むことです。
50,000円を4月27日に借り入れされている状態とします。
追加で借り入れされることなく、5月27日の返済日を迎えた場合
借入額 | 金利 | 借り入れ日数 | 発生する利息 |
---|---|---|---|
50,000円 | 年15.00% | 31日 | 636円 |
50,000円+636円=50,636円
月々の返済額は、5,000円となるので、セブン銀行口座から5000円引き落とされます。
50,636円ー5,000円=45,636円となります。
返済や借り入れはどこでできる|全国のATMで可能
返済や借り入れは、全国のセブンイレブンにあるATM(セブン銀行ATM)やダイレクトバンキングで可能です。
借り入れ方法
借り入れ方法には、セブン銀行ATMの利用とダイレクトバンキングの利用の2種類があります。
借入可能時間 | 借入方法 | 借入単位 | |
---|---|---|---|
セブン銀行ATM | 原則24時間365日 | 現金 | 1000円 |
ダイレクトバンキング | 原則24時間365日 | 普通預金への振替え | 1円 |
返済方法

返済方法には、セブン銀行からの引き落とし、セブン銀行ATMとダイレクトバンキングからの入金があります。

返済には、月々決まった日に返済する約定返済と随時返済ができる任意返済の2種類があります。
利用限度額に応じて、固定されている返済額を、毎月27日にセブン銀行口座から引き落としする返済方法です。
利用限度額 | 月々に返済する額 |
---|---|
10万円 | 原則5,000円 |
30万円または50万円 | 原則10,000円 |
70万円または100万円 | 原則15,000円 |
150万円 | 原則20,000円 |
200万円 | 原則30,000円 |
250万円 | 原則35,000円 |
300万円 | 原則40,000円 |
例えば、3月30日に10万円を借入れした場合は、5月27日に原則5,000円の支払いが始まります。
3月27日に10万円を借入れした場合は、返済する月が異なります。
初回の借入れが返済日当日の際は、1回目に到来する月の返済日から支払いが始まるのです。そのため4月27日に原則5,000円の支払いがスタートします。
セブン銀行ATM、ダイレクトバンキングを利用して、原則24時間365日随時返済できる方法です。
返済方法は、一部返済か全額返済を選択します。
一部返済は、借入残高を減らす返済で利息の分の返済はできません。
例えば、10万円の借り入れを7日間行えば、利息は287円です。一部返済は、借入残高を返済するだけで、利息分は残ります。
全額返済は、借入残高と利息の両方の支払いを行います。
10万円の借り入れをしたならば、利息分と10万円の支払いを行い、借入残高を0円にして支払い完了です。
まとめ
セブン銀行カードローンは、全国のセブンイレブンのATMで24時間365日借り入れできる銀行カードローンです。
少額借入が可能であり、カードレスで利用できます。
金利は年15.00%、セブン銀行ATMで利用できるため、セブンイレブンが近くにある方であれば使いやすいカードローンといえます。
便利なセブン銀行カードローンですが、利用する際は返済できる金額だけを借り入れするなど、計画的に借り入れするようにしましょう。