
お金を借りる方法といえば、現在は様々なサービスがあります。
その中でも銀行カードローンは金利面や信頼度の面で他のサービスよりも優れている点で魅力があります。
カードローンを初めて利用する方でも安心して使える借入方法といえるでしょう。
銀行カードローンの特徴やメリットなどについて紹介をするので、どの融資サービスを利用するか迷っている方は、この記事の内容をぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- 銀行カードローンには担保不要などの特徴がある
- メリットは金利が低めの傾向がある
- デメリットは融資時間が長めの業者が多い
- 銀行カードローンの手続き方法はネット・電話・専用契約機などがある
- 銀行カードローンを利用した時、周囲にばれない方法もある
銀行カードローンの特徴
銀行カードローンの一般的な特徴には、以下のような項目があります。
- 担保・保証人なしで借入可能
- 利用目的を問われることがない
- いつでもどこでも繰り返し借入可能

一言で銀行カードローンといっても、様々な業者(銀行)がサービスを提供しており、それぞれ特徴があります。
実際に利用する際には、業者ごとのサービス内容を比較して、自分の希望する条件に合っているサービスを利用することが重要です。
今回紹介する特徴は、銀行カードローンに総じて見られる内容であるため、消費者金融など他のサービスと比較するときの参考になります。
担保・保証人なしで借入可能
銀行カードローンの多くが、担保や保証人を設定することなく、借り入れを受けることが可能です。
銀行カードローンに対し、住宅ローンや自動車ローンは、ローンをして購入する不動産や自動車自体が担保に対象となります。
また、フリーローンを利用する場合には担保を求められることが少ないですが、保証人の設定を求められるケースが多いです。

担保や保証人を設定する分、金利が低くなる傾向もあります。
例えば住宅ローンは、銀行カードローンに比べてかなり低いことが多いです。
以下に、代表的な銀行のカードローンと住宅ローンの金利を一覧表にまとめているので参考にしてください。
銀行名 | カードローン金利 | 住宅ローン金利(変動金利) |
---|---|---|
三井住友銀行 | 年1.5~14.5% | 年0.475%~ |
三菱UFJ銀行 | 年1.8~14.6% | 年0.475%~ |
みずほ銀行 | 年2.0~14.0% | 年0.375%~ |
*2022年4月現在の情報
利用目的を問われることがない

銀行カードローンの借り入れを受ける場合、借入金の利用目的を問われることがありません。
例えば、住宅ローンの場合は住宅購入の資金とすることが決まっていますし、自動車ローンの場合も自動車購入資金でしか借り入れを受けられません。
フリーローンは、どんな目的でも借り入れを受けられますが、申し込みをする際に利用目的を問われることが多いです。
目的に縛られず自由に借入金を利用したい場合は、銀行カードローンは便利です。
いつでもどこでも繰り返し借り入れが可能
銀行カードローンは、最初に契約をした限度額の範囲内であることを条件に、いつでもどこでも繰り返し借り入れを受けることが可能です。
例えば、100万円の限度額を銀行カードローンで設定した場合で、1回目に10万円を借り入れ、さらに資金が必要になったため、その1週間後に2回目の借入金として90万円まで借り入れできます。
一方、住宅ローンや自動車ローン、フリーローンの場合は申し込みの際に一括で契約の借入金を受け取る方式になります。
追加で借入金を受け取りたい場合は、別の契約を再度申し込む必要があります。

自由度の高い借入サービスを利用したい場合は銀行カードローンが便利です。
銀行カードローンのメリットとデメリット
銀行カードローンには、他の融資サービスと比較して、メリットと言える要素があります。
しかし、逆にデメリットといえる要素も同時に存在するため、融資サービスを選択する際には、メリットとデメリット双方の要素を総合的に理解して、利用の可否を決めることが大事です。
以下に、銀行カードローンのメリットとデメリットを2項目ずつ紹介します。
銀行カードローンのメリット
- 最高金利が低めに設定されている
- 業者としての安心感がある
銀行カードローンのデメリット
- 融資までの時間が他のサービスに比べて長い傾向がある
- 返済方法の選択肢が少ない
では、順を追って詳しく解説していきます。
メリット1|最高金利が低めに設定されている

銀行カードローンで設定される最高金利は、他の融資サービスと比較すると低めであるケースが多いです。
銀行カードローンの業者によって金利設定は異なりますが、総じて消費者金融サービスが設定する金利と比較すると低いケースが見られます。
例えば、三井住友銀行カードローンの最高金利は14.5%、大手消費者金融の最高金利が18.0%であるため、低めに設定されていることがわかります。

以下に、代表的な銀行カードローンと消費者金融ローンとの金利設定を紹介します。
ローン種類 | 業者名 | 金利 |
---|---|---|
銀行カードローン | 三井住友銀行 | 年1.5~14.5% |
銀行カードローン | 三菱UFJ銀行 | 年1.8~14.6% |
銀行カードローン | みずほ銀行 | 年2.0~14.0% |
消費者金融 | プロミス | 年4.5~17.8% |
消費者金融 | アコム | 年3.0~18.0% |
消費者金融 | アイフル | 年3.0~18.0% |
*2022年4月現在の情報
借入限度額によって金利設定が変動する業者が多く、かつ設定金利は各種条件によって変動することがあるので、実際の取引における金利は申し込みの際に必ず確認しましょう。
メリット2|業者としての安心感がある
銀行カードローンを運営している業者は、メガバンクなど大手銀行や地方の銀行であることが多い為、業者としての安心感があります。
お金を借りるうえで、業者側の信頼感・安心感は重要といえます。
適切な金利設定をしているか、契約通りの返済条件を順守しているか、など融資サービスとしての基本的なルールを守られない業者を利用することほど不安なことはありません。
その点、銀行カードローンは運営元が明確で知名度も高く、信頼性の面では問題ない業者がほとんどです。
初めて融資サービスを利用する方で、安心感を重視したい場合は、銀行カードローンはぴったりの分野といえるでしょう。
デメリット1|融資までの時間が他のサービスに比べて長い傾向がある
銀行カードローンは、利用申し込みから実際に融資を受けられるようになるまでの時間が、他のサービスと比較して長くなる傾向があります。
申し込みから融資開始までに要する時間は、業者により違いがありますが、銀行カードローンの場合は、早くても翌営業日、遅ければ1週間かかるところもあります。
一方、消費者金融業者の場合は、利用申し込みの即日で融資利用が開始されるところも少なくありません。

急いで融資を受けたい場合には、銀行カードローン業者はおすすめできません。
他の融資サービスのジャンルを選択する方が希望通りの借り入れを受けられる可能性が高いです。
デメリット2|返済方法の選択肢が少ない
銀行カードローンでは、利用後に行う返済における手段の選択肢が少ないケースが多いです。
銀行カードローンの場合、毎月同日に所定の計算方法により返済をする形式を採用している業者が多いです。
また、返済の方法も、設定の銀行口座から自動引落の形式であるなど、最初から決まっているケースが多いです。
一方、消費者金融のサービスの場合は、いくつかの候補日の中から自分で返済日を決められる業者も少なくありません。
給料日との関連を考慮して返済日を決めたいと考える方も多いでしょう。
銀行カードローンでは、返済日の指定ができないケースが多いため、自由度が低いと言えます。
銀行カードローンの基本的な手続き
銀行カードローンのサービスを提供する業者は現在数多く存在しますが、基本的な申し込みの手続き方法はほぼ同じです。

用意する書類や申込方法を一度経験すれば、他の業者を利用する際にも慌てずに済みます。
銀行カードローンの基本的な手続きについて、以下に順を追って説明します。
- 銀行口座の準備
- カードローン利用の申込必要書類の提出
- 銀行側の審査・カード発行
- カード受取・利用開始
銀行口座の準備

銀行カードローンを利用する際には、サービス提供の銀行の口座開設を求められるケースが多いです。
なぜなら、カードローンの利用の際に銀行口座を経由するケースが多いためです。
つまり、借入金を受け取る為の口座として利用したり、借入金の返済をする際の引落用口座として利用することになります。
カードローンの申込と同時に、銀行口座の開設手続きを同時に進行できる業者もあります。
すでに口座を持っている銀行のカードローンサービスを利用すれば、よりスムーズな手続きができるので、利用する業者を選定する際のポイントにしても良いでしょう。
カードローン利用の申し込み|3種類用意されているケースが多い
銀行カードローンの利用申し込みをする際には、業者が指定する手続き方法にのっとって行う必要があります。
多くの業者では、以下の3種類の方法を採用しているケースが多いです。
- インターネットによる申し込み
- 電話による申し込み
- 専用契約機などの利用による申し込み
近年はインターネット申込を利用する方が多くなっていますが、他の申込方法でも問題なく申し込みが可能です。
インターネットによる申し込み
カードローンの申込方法の中で、現在において主流となっているのがインターネットによる申込方法です。
パソコンからでもスマートフォンからでも、インターネット環境のある端末であれば、いつでもどこでも申し込みが開始できます。
銀行カードローンによっては、インターネットであれば24時間受付対応をしているところも多いです。
申し込みの際には、所定の申込フォームに、住所や氏名・年齢など必要事項を記入し送信する必要があります。
電話による申し込み
銀行カードローンは、インターネット以外では電話による申し込みに対応しているケースが多いです。

インターネットとは異なり、受付時間の設定をしている業者がほとんどなので、受付可能時間をあらかじめ確認したうえで電話をしましょう。
また、平日と土日祝日で受付時間が異なるケースも多いです。
インターネットでの操作や専用機での操作に不安を感じる方にはおすすめの方法といえます。
専用契約機などの利用による申し込み
銀行カードローンでは、専用の契約機を用意している業者が多く、利用申し込みの手続きができます。
業者によって設置場所に違いがありますが、銀行店舗内に設置しているケースが多いです。
銀行窓口の営業時間終了後も、専用契約機は稼働しているケースも多いので、便利です。
設置場所や利用可能時間については、銀行の公式ホームページでチェックできるので事前に確認しておきましょう。
専用契約機では、必要事項の入力だけでなく、後述する必要書類のスキャンを簡単に行える設備を備えているところが多いです。
必要書類の不鮮明による手続き不備になるケースが少なく、スムーズに申し込みができるというメリットがあります。

また、借入利用時に活用するカードを受け取れるケースも多いので、利用の機会が多いサービスといえるでしょう。
必要書類の提出

銀行カードローンを利用するには、所定の必要書類を提出する必要があります。
求められる必要書類は業者によって違いがありますが、ほとんどの業者で求められる書類の種類は以下の2種類です。
- 本人確認書類
- 収入証明書類
以下に、順を追って詳細を説明します。
本人確認書類
本人確認書類として認められる書類は、業者により違いがあるものの、一般的に以下のようなものが該当します。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票
- 公共料金の領収書
収入証明書類
銀行カードローンの申込をする際に、収入証明書類の提出を求められることもあります。
業者によって違いがありますが、例えば借入限度額が50万円を超える申し込みをする場合に必要とする、などの設定が見られます。
また、他の融資サービスからの借入合計額が100万円を超える場合に求められることもあります。

収入証明書類の提出を求められるケースは業者によって違うので、あらかじめ確認しておきましょう。
収入証明書類として認められる書類といえば、以下のようなものが該当します。
- 源泉徴収票
- 給与支払明細書
- 確定申告書
- 年金通知書
- 所得証明書
- 青色申告決算書
基本的には、直近年度の書類を求められますが、例えば給与支払明細書を証明書類として使用する場合は直近2カ月分を求められるなど、業者によって決まりがあるケースが多いです。
あらかじめどんな書類が必要になるのか調べておき、事前に用意しておくと安心です。
銀行側の審査・カード発行
利用申し込みを行い、必要書類を提出すれば、銀行側の審査結果を待つことになります。
銀行側の審査内容は、明確に公開されていないので、審査の基準などをあらかじめ確認することは不可能です。
どの業者でも必ず審査の対象としている内容として、以下のようなものが予想されます。
- 申込内容の照合(本人確認書類との照合)
- 収入の安定性(勤務先・勤続年数)
- 信用情報
信用情報とは、クレジットカードやローンなど過去の信用取引に関する情報のことです。
金融業者は、信用情報機関から申込者の信用情報を入手し、過去に信用上の事故がなかったか確認をします。
債務整理などの実績が過去にあった場合は、まず審査に通過することはないでしょう。
審査が終わったら、その結果をメールや電話で受け取ります。

無事審査に通過したら、銀行側でローン用のカードの発行手続きが行われます。
カード受取・利用開始

銀行側で発行したカードを受け取れば、すぐに借入を受けられるようになります。
近年はカードレスのサービスを提供する業者も増えてきています。
その場合は、会員番号を記載した書類が郵送で届くなどの対応がなされます。
また、スマートフォンのアプリで借入申込ができるタイプの業者も増えてきています。
さらに、業者によっては普段利用する銀行口座のキャッシュカードがそのままローン用のカードとして利用できるタイプもあります。
業者によってカード発行の有無も含め様々なサービスがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
カード受取方法は2種類の業者が多い
ローン用のカードを受け取る方法は、業者により違いがありますが、主に以下の2種類の方法を採用していることが多いです。
- 郵送で受け取り
- 専用契約機で受け取り
郵送の場合は、業者によっては1週間程度時間を要することもあります。
一方、専用契約機を利用する場合は、審査が終わったらいつでも受け取りにいけるケースが多いです。
急いでカードを入手して借り入れを開始したい場合は、専用契約機での受け取りを選択しましょう。
銀行カードローンの借入方法|提携のATMの利用が一般的
銀行カードローンを利用して借り入れを受ける際の具体的な方法としては、サービス提携をしているATM機を利用するのが一般的です。

業者によって、提携しているATM機は異なりますので、自身が利用する業者が対応するATM機がどこにあるのか、あらかじめ調べておくと安心です。
また、ATM機を利用する以外では、所定の銀行口座へ借入金を振込してもらえるサービスもあります。
口座からの振替設定をしているなど、現金引き出しの必要がない場合に便利なサービスといえるでしょう。
銀行カードローンの利用を周囲に内緒にできるか
銀行カードローンの利用をしていることを周囲に内緒にすることは、業者の協力を得ることで可能になります。
しかし、すべての業者で対応可能かといえばそうではありません。
銀行カードローンを利用していることが周囲にばれる要因には、以下のケースが多いと考えられます。
- 職場に在籍確認の連絡が来る
- 郵送物が届き、家族にばれる
- 専用契約機やATMの利用をしているところを見られる
どうしても周囲にカードローンの利用を内緒にしたい場合に、注意するべき点を以下に3項目紹介します。
- 在籍確認のない業者を選ぶ
- 郵送物でバレないための対応をしてもらえるか
- 返済手続きをWEB完結で対応できるか
在籍確認のない業者を選ぶ

周囲に銀行カードローンを利用していることがばれないようにするためには、在籍確認を実施しない業者を選択するのがおすすめです。
在籍確認とは、勤務先に電話で連絡をして、ローン申込者が所属していることを確認する作業になります。
在籍確認は、銀行や金融業者の名前で職場の固定電話へ電話をするため、本人以外の同僚が応対するケースが多くなり、その際にローン利用がばれてしまうことが多いです。
在籍確認は、基本的に実施する業者が多いですが、実施しないところもあります。
会社でローン利用がばれたくない方は、在籍確認を実施しない業者を選択するのが良いです。
また、業者によっては、書面で勤務先に所属していることが証明できることを条件に在籍確認を省略するケースもあります。
さらに、在籍確認の際に、金融業者名を名乗らず、例えば個人名で電話をかけてきてくれるなどのバレづらい対応をしてくれる業者もあります。

在籍確認で勤務先にばれたくない方は、業者の在籍確認への対応を事前にチェックしておきましょう。
郵送物でバレないための対応をしてもらえるか
申し込みをした銀行カードローンからの郵送物において家族にばれないような対応をしてもらえる業者を選ぶことも有効です。
銀行カードローンの申し込みをしたことが家族にばれるケースで最も多いのが、銀行から郵送物が届くときです。
普段取引しない金融機関から郵送物が届くことで家族が不審に思い、発覚してしまうケースが多いです。
銀行によっては、金融機関からの郵送物であることがわからないよう、差出人の名称を変えるなどの対応をしてくれます。
カードローン業者の選定をする際に、郵送物への対応について事前に調べておくのも重要です。
返済手続きをWEB完結で対応できるか
返済手続きをWEB上で完結させられる業者を選ぶことも周囲にばれないようにするための有効手段といえます。
専用契約機や提携のATM機を頻繁に利用していると、周辺の住民に見られる恐れがあります。
一方、返済手続きをWEB上で完結させられる業者なら、ATM機を利用する機会を減らせるので、周辺にばれるリスクを軽減できます。
周囲にばれたくない場合は、各種手続き方法についてあらかじめ調べて、できるだけWEBだけで完結させられる業者を選定することがおすすめです。
銀行カードローン審査に通るポイント

銀行カードローンを利用する際には業者が実施する審査に通過する必要があります。
その審査基準は、どの業者も基本的には公開していませんが、一般的に審査の際に重視していると考えられる要素を以下に3項目紹介します。
- 安定した収入がある
- 信用情報に事故情報がない
- 他社から複数の借り入れがある
安定した収入がある
銀行カードローンの審査においては、安定した収入がある方が有利になると考えられます。
銀行カードローンの返済は、原則毎月一定の日に実施します。

年収が高くても、月ごとの収入額に波があるような方は、審査に通りづらい傾向があります。
例えば一定の毎月の収入が保障されている会社員よりも、収入が不安定な自営業者や個人事業主の方が審査に通りづらいといえるでしょう。
信用情報に事故情報がない
申込者の信用情報は、どの業者を利用しても確実にチェックされることが予想されます。
信用情報は、前述のようにクレジットやローン利用における過去の経歴です。
過去に債務整理や返済遅延などの履歴がある方は、審査に通りづらくなります。
特に、債務整理をしていわゆるブラックリストに掲載されている状態では、審査に通ることはまずないと考えないといけません。
他社から複数の借り入れがある
他の金融サービスを利用した借入状況も確実にチェックされると考えられます。
他社から高額の借り入れをしている方や、短期間で複数の業者へ借り入れの申し込みをしている方は、資金繰りに苦慮していると判断される傾向にあります。
返済能力が不足していると判断され、審査に通りづらくなります。
銀行カードローンに総量規制は適用されない
銀行カードローンには、総量規制は適用されません。
総量規制とは、貸金業者から借りられる金額の上限について規定するものです。
貸金業法に規定されているルールで、各改定を経て2010年6月に現在の規制になりました。(2022年4月現在)
総量規制では、貸金業者から借りられる金額の上限は、年収の3分の1までと明確に規定されています。
銀行は貸金業者に当たらないため、総量規制の対象外とされています。
しかし、業者ごとの独自の基準により、総量規制と同等あるいはそれ以上の規制が存在すると考えておいた方が無難かもしれません。

銀行カードローンを利用する際には、他の業者からの借入状況も含め、返済能力以上の申し込みはしないようにしましょう。
まとめ|銀行カードローンの特徴を理解して活用するか決めよう

現在は、銀行カードローン以外にも金融サービスを提供する業者は数多くあります。
その中で銀行カードローンを利用することにメリットがあるか、よく考えてから利用しましょう。
総じて、銀行カードローンは金利が低く設定される傾向にあり、業者としての安心感が高いというメリットがあります。
一方、手続きや審査に時間がかかることや、返済の自由度が低い傾向にあるというデメリットがあります。
手続き方法は最近はインターネットによるスムーズなツールが利用できるケースが増えてきているので、活用してみてはいかがでしょうか。
周囲にばれたくない方に対応する形で、在籍確認の省略や、自宅への郵送物への配慮をしてくれる業者も出てきているので、希望する方は活用してください。
自分にあったお金の借り方を決める判断材料として、今回の記事を参考にしてみてください。